2005年9月28日

家、ここまでのまとめ・続


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子どもが裸足で走り回ったり、壁づたいに逆立ちしたりできるような家にしたい。壁や床がぼこぼこになっても、それがいい家にしたい。

子どものいる建築家さんにお願いしたいと思います。でも、子どもがいればいいというものでもありません。そうこうしているうちに、建築設計事務所Sさんに行き当たり、設計をお願いすることにします。おおまかなプランは、だいたいスムーズに決まります。細長い敷地、中庭を作ります。接客や工作室や書斎にできるような土間をつくります。キッチンはあくまでも使いやすく、なんでもすぐに手が届くようにします。子ども室もつくります。立地の方位も活かします。お風呂にはこだわります。毎日毎日元気いっぱいの子どもたちと出かけ帰ってくる時、どれほど家に戻るのが楽しみになるでしょう。広い露天ぽい木のお風呂です。

とうちゃんは、省エネにうるさく、オール電化にしたいと思っていました。それもいいけれど、台所で料理するのはやっぱりガスじゃないかとかあちゃんは思います。それに、子どもに火というものを教えてあげたいわけでもあります。東京町家さんの勉強会に参加させていただいて、家づくりについて、いろいろと勉強します。ガスコンロのデモンストレーションも見させていただきます。IHのデモにも行って実際に調理体験もしたのですが、あまり神経質ではないかあちゃんもIHの電磁波がちょっと気になったりもします。もろもろ考えて、台所はガスにし、オール電化をやめることにします。

もともとウチはエアコンに頼らない生活をしています。子どもたちも暑さ寒さの中で育ってきています。とうちゃんは省エネ大好きです。東京町家さんから、井戸水クーラーを教えていただきます。井戸水で屋根散水もできそうです。もしかして、ほんとにできるんじゃないかな。もし井戸水がいつか使えなくなっても、雨水を使えばいいんじゃないかな。 雨水ハウスを見に行きます。それに、緑のカーテンをつくりたいと思います。

竹を使いたいと思います。富士竹類植物園を見に行きます。

内壁はいりません。家の形が見える方がいいです。

こだわるところにはお金がかかります。でも、最初っからなくてもいいものがあるかもしれません。今4才と1才の子どもが大きくなったら必要になるものは、今お金をかけずに、あとで作ってもいいんです。子どもたちが意思を持つようになったころに、お仕着せではない「自分の部屋」を自分で考えて作ってもいいんです。子どもと一緒につくりたかったものを、子どもが成長してからつくったっていいんです。

考えてみれば、この家の場合、無意味かもしれないものがたくさんあります。長屋のあったような場所、この家に本当に必要なものは、何なのかな。

そんなこんなというところですが、さて、どうなるのでしょうか。


2005年9月27日

家、ここまでのまとめ


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さて、見積りが長引いているので、ここらへんでちょっとまとめをしておこうと思います。

築30年の古家つき土地を見つけた私たち、坪数が20坪に若干満たないなどということで狭小地という扱いで割安です。しかも、その土地のあった場所は「もし、ここらへんに家が持てれば…」と、それはもう日々念じてやまないような理想的な場所でした。子どもを持って必要になったのは、子育てしやすい環境であること、駅が近いこと、公園が近いことでした。滅多に土地が売りに出る場所ではありません。土地の広さ狭さとかいうよりも、立地で決めた物件でした。

古家は解体してしまってもよいのですが、かねてよりセルフリノベーションに興味のあったかあちゃんは、ちょっと古家に住んでみようかとも思いました。昔ながらの柱の見えるじゅらく壁のお家です。畳です。障子です。襖です。それまで何件か見た新建材ばっちりの建売住宅よりも何倍も魅力的に思えました。状態がどうなのか、リフォーム会社さんなど何社かに家をみてもらいます。ところが、雨漏りとシロアリのせいで、柱が1本腐っています。しかも角の柱です。これをつけ直すのには、それなりに手間がかかります。金額も百万単位でかかります。長い目で見ると、リノベーションは諦めた方がいいだろうということになりました。

ところで、かねてよりかあちゃんは狭小住宅にもたいへん興味を持っていました。さんざん頭の中でシミュレーション済です。古家を解体して、知恵を絞ったような家を建てようと思いました。この土地は、もともと長屋のあった土地で、うなぎの寝床型です。「長屋」という言葉にときめきを感じました。
この土地には遺跡が埋まっているので、調べるために早めに解体しなければなりません。いざ古い家を解体すると、井戸が出てきました。しかも、生きている井戸です。もう、買った土地から石油か温泉が湧いたような気分です。いったい、この土地には何万年のあいだ人が住み続けてきたのでしょうか。ロマンです。

さて、やはり建築家さんに設計を頼もうと思います。でも、狭小住宅というのは好きな方は好きですが嫌がる方は嫌がります。手間がかかるからです。しかも、普通割高になる建築家さんの設計による狭小住宅を、建売住宅と同じくらいの価格で建てられないだろうかと思いました。というのも、はっきり言って、近所で売っている建売住宅はどれもかしこも狭小で、どれもかしこも似通ったプランだったからです。儲かるように「高級感」のある高機能な設備をてんこ盛りにして、力にモノを言わせてガツガツ建てて、稼ごうとしているのが見え見えです。でも、もうそんなもの、売れないでしょうに。買う気もしないわけです。
「こんなところにお金をかけてる家を買うくらいなら、自分の好きなところにお金をかけた家を建てる方が、よっぽどいいよ」。

---つづく

いま『住育』を考える - [住まいを考える]All About
住まいが変われば世界が変わる、のだそうです。


2005年9月19日

方法は、いくらでもある


0919.jpgいつか家を建てることがあったら、いつか子どもを持つことがあったら、子どもと一緒に、家の壁を塗ろう。
いつの頃からか、そんな妄想があった。

でも、手頃な建売買っちゃったりするのが現実かもしれないしね。
子どもだって、つくるかどうかできるかどうかわかんないしね。
まぁそんなのは、テレビや雑誌の中のできごとだよ。所詮、妄想に過ぎないんだろうね。
そう思っていた。もうずいぶん長い間。

このあいだの見積りは無視することにして、2ヶ所から見積りを取ったそう。建築設計事務所Sさんに打ち合わせに行く。その2ヶ所のうち1ヶ所から、見積りが出ていた。
「短期間で見積りを依頼したのに、ここは、まがりなりにも出してきました。こういう所は、それだけの仕事ができるということです」。もう一方は、見積りが間に合っていなかった。
見積り額も、だいたい妥当だった。

さて、どうしていくのか。私たちに必要なのは、子どもたちの成長に対応していけるような家で、完成形である必要はない。住みながら必要に応じて追加していけばいいところは、また後でつけたしていく。後でもいいものは、最初にはつくらない。意味のないものはつけない。そういったところで初期費用を下げる。
一方、妥協したくないところ、後から修正がきかないものにはお金をかける。たとえば構造材。集成材を使えばローコストの家にはなる。でも、木材にお金がかかっても集成材は使わない。

とうちゃんもわかってきたような表情で聞いている。数字が並んでいる前での具体的な説明。方法は、いくらでもある。

いくつか削る工程が出てきた。土間には、真砂土を左官工事で塗ってもらう予定だったけれど、まずは基礎のコンクリートのままにしておこうかと思う。そのぶんコストダウン。そもそもコンクリートって、打った後、数年は水分を多く含んでいるので、蒸発させた方がよいしね。年月かけてゆっくりと材質を見ながらつくっていこう。落ち着いてから、少し大きくなった子どもたちと一緒に、土間づくりをやっても、楽しそうじゃない。
内壁がないから、一緒に壁を塗ることができなくなった代わりにね。


2005年9月12日

坪単価100万円?


「樹齢300年の一枚板のテーブル」と言うよりも、「300万円のテーブル」と言いたい人がいる。
「経験50年の職人さんのつくった鞄」と言うよりも、「50万円の鞄」と言いたい人がいる。

建築設計事務所Sさんから連絡がある。とりあえず見積もりが出たそうだ。坪単価にしておよそ100万円。坪単価100万円なんて、『渡辺篤史の建もの探訪』でも、ほとんど出てこない。

ただ高くしようと思えば、いくらでも高くできる。たとえば下請けの下請けに仕事を投げてそこがまた外に出したりしてもうどこの誰がつくってるんだかなんだかわけわからないなんてなると、かさんだ手数料のぶん、いくらでも高くなっていく。
それはまぁ、「樹齢300年」よりも「300万円」のキャッチフレーズが必要な人も世の中いるだろうから、そういうのは、そういう人におまかせする。

クリアな見積もりの出せる信頼できるところにつくってもらいたい。実際に仕事をした人に、仕事をしたぶんのお金を払いたい。当たり前だ。

最初の見積もりは、このぐらいの金額が出ないと、建築家さんの腕の見せ所も減ってしまうというものでもあるのかもしれない。60キロの体重の人がダイエットして50キロになっても驚かないけど、100キロの体重の人が50キロになったと聞けば驚く。

「いままでも、不可能を可能にしてきましたから、安心してください」と言われる、建築家さん。


2005年9月11日

第4回「東京町家」勉強会 『住み続けられる家を創る』


東京町家 勉強会『居心地の良い家』『エネルギー消費量が少なくてすむパッシブな家』に続いて、第4回『住み続けられる家を創る』の勉強会に参加させていただいた。
今回ばかりは子どもたちが大騒ぎで、勉強会を主催してくださった皆様、そして勉強会に参加されていた皆様には大変申し訳ありませんでした。


●化学物質を含まない自然素材で構成する
時に海や山に出かけて自然に触れると癒される、それは計り知れない力がある。きっと家でも同じ事。化学物質は人間が熱や圧力を加えて化学反応させて何か都合の良いようにつくりあげたもの。だから燃えると黒煙や有害物質を解き放つ。やはり、自然の恵の中でつくりあげられた素材が一番安定した姿なんだと思う。

●メンテナンス可能な素材を選ぶ
メンテナンスというと、丈夫で長持ちする素材を選ぶことであると思っていた節がある。丈夫で長持ちする素材であってもいずれ寿命がくることを考えれば、「丈夫で長持ちする素材」であることに加えて、「入手が容易な素材を選ぶ」ことも大切になってくるのかもしれない。ただ、寿命が来る度に素材を替えるというのも楽しいかもしれない。

●細かく仕切らず単純な構造にする
我が家の場合は細長い敷地の故、そこに建てる家も当然縦長になる。構造的な問題から横方向の強度を増すために筋交が必要となってくる。自ずと仕切ることになる。しかしながら、立方体を水平垂直に並べた単純な構造とすることで強度を維持している。
また、限られた敷地の故、視覚的には仕切らぬようテラスや外界と部屋とが一体化するよう工夫する。

●五感を大切にした正直な材料で構成する
偽物はいらない。『素材を活かす』これに尽きる。

●家づくりは「人生最高のあそび」
期待と不安が入り混じりながらの家づくり。一般的ではないけれど、自分たち家族4人だけのこだわりの家ができると思います。構造あらわしの家、何だか無性にわくわくしてます。

勉強会の後は、『みんなでつくる家展 ~『住宅建築』創刊30周年記念~』そして、『OZONEハウジングコンシェルジュ2005 ~建築家とつくる住まい~』も見学してきました。


2005年9月10日

『みんなのいえ』を観る


『みんなのいえ』を観る。

あらためて、また観てみようかと観てみる。以前はちっとも観なかったとうちゃんも今回は観ている。
設計中に観ると、またおもしろい。最近どこかで聞いたことがあるようなデジャブな会話が次々と出てくる。

やっぱりかあちゃんは唐沢寿明側の目線で観てしまうわけだけれど、以前観たときはバーでの塩のシーンが一番きたのに、今回は、このシーンが一番よく思えた。

「俺はなにも、特別なものを望んでいるわけじゃない。当たり前のものが欲しいだけです。当たり前のものが、…この国には無さすぎる」。

みんなのいえ


2005年9月 1日

タイニータネ(Tiny Tane)


朝、食事の用意をしていると何やらアトムが嬉しそうに、「今日はぁ、9月1日だからね、タイニータネなんだよぉ。」と話しかけてきた。最初何のことやらさっぱり?だったけれど、そう言われれば、先日入会した『おはなし絵本クラブ』で「タイニータネのかぞえうた」が配信される頃だったような気がした。
そして、最近はほとんどアトムとウランが寝入った後に帰宅する日々が続いていたけれど、たまにはと思い、思い切って仕事を早めに切り上げて帰宅すると、今度は「タイニータネのお歌唄って、グリグリでグルグルだったんだよお」と教えてくれた。何がグリグリでグルグルなのか???だが、紹介文を見て納得。

タイニータネのかぞえうた レイアップ・作
おはなし絵本クラブオリジナル
お待たせしました! 不動の人気を誇るタイニータネシリーズの第1作目『タイニータネのかぞえうた』の登場です。リズミカルな歌に合わせて、しかけを楽しみながら、自然に数を覚えられる知育絵本、おまけにゲームもついています。

おはなし絵本クラブ』では、2005年10月1日から、料金据え置きで収蔵する絵本全てが読めるようになるらしい。何だかとってもお得になる感じがする。

つぶらな瞳のTiny Taneのホームページ、これまた楽しい。

おはなし絵本クラブ