家、ここまでのまとめ・続
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子どもが裸足で走り回ったり、壁づたいに逆立ちしたりできるような家にしたい。壁や床がぼこぼこになっても、それがいい家にしたい。
子どものいる建築家さんにお願いしたいと思います。でも、子どもがいればいいというものでもありません。そうこうしているうちに、建築設計事務所Sさんに行き当たり、設計をお願いすることにします。おおまかなプランは、だいたいスムーズに決まります。細長い敷地、中庭を作ります。接客や工作室や書斎にできるような土間をつくります。キッチンはあくまでも使いやすく、なんでもすぐに手が届くようにします。子ども室もつくります。立地の方位も活かします。お風呂にはこだわります。毎日毎日元気いっぱいの子どもたちと出かけ帰ってくる時、どれほど家に戻るのが楽しみになるでしょう。広い露天ぽい木のお風呂です。
とうちゃんは、省エネにうるさく、オール電化にしたいと思っていました。それもいいけれど、台所で料理するのはやっぱりガスじゃないかとかあちゃんは思います。それに、子どもに火というものを教えてあげたいわけでもあります。東京町家さんの勉強会に参加させていただいて、家づくりについて、いろいろと勉強します。ガスコンロのデモンストレーションも見させていただきます。IHのデモにも行って実際に調理体験もしたのですが、あまり神経質ではないかあちゃんもIHの電磁波がちょっと気になったりもします。もろもろ考えて、台所はガスにし、オール電化をやめることにします。
もともとウチはエアコンに頼らない生活をしています。子どもたちも暑さ寒さの中で育ってきています。とうちゃんは省エネ大好きです。東京町家さんから、井戸水クーラーを教えていただきます。井戸水で屋根散水もできそうです。もしかして、ほんとにできるんじゃないかな。もし井戸水がいつか使えなくなっても、雨水を使えばいいんじゃないかな。 雨水ハウスを見に行きます。それに、緑のカーテンをつくりたいと思います。
竹を使いたいと思います。富士竹類植物園を見に行きます。
内壁はいりません。家の形が見える方がいいです。
こだわるところにはお金がかかります。でも、最初っからなくてもいいものがあるかもしれません。今4才と1才の子どもが大きくなったら必要になるものは、今お金をかけずに、あとで作ってもいいんです。子どもたちが意思を持つようになったころに、お仕着せではない「自分の部屋」を自分で考えて作ってもいいんです。子どもと一緒につくりたかったものを、子どもが成長してからつくったっていいんです。
考えてみれば、この家の場合、無意味かもしれないものがたくさんあります。長屋のあったような場所、この家に本当に必要なものは、何なのかな。
そんなこんなというところですが、さて、どうなるのでしょうか。


