2005年8月30日

続 現代に蘇るか 井戸水クーラー


井戸水活用法について思案する中、『エコな井戸水クーラーを作ろう』の作者のOさんから再びアドバイスを頂いた。現代に蘇るか 井戸水クーラーを見てくださったそうで、感激である。
今回はOさんのメールをそのまま転記させていただこう。


井戸クーラーに、温水を通す場合エコキュートを使用できるのであれば、夜間電力の範囲内であれば、計算上は、灯油ボイラーより、経済的になると思います。(寒冷地や特に寒い日は除く)

だだ、問題は、温水の温度です。

安全性と経済性を、考えて45度以下の温水を送った場合、吹き出し口からは、あまり暖かい風は出ません。
この場合、空気が部屋の中で回転するため、部屋の壁が、暖まるまで数時間は、実際の気温よりだいぶ、寒く感じます。
これは、同じ発熱量の場合、ファンヒーターの方がエアコンより最初は、暖かく感じるのと同じ理屈です。
特に部屋が冷えている場合は、周りから熱線の輻射がありませんのでその状態で、空気を回転させると、体感温度が、相当下がります

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暖かく感じるように80度くらいの温水を送った場合は、風は暖かく感じますが、万一水漏れなどを起こした場合、火傷の心配があります事と、送る温度が、高くなるほど、不経済になり、経済的メリットが、なくなります。

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暖房の場合は、実際の空気温度よりも、体感温度が大事になります。

暖房に関しましては、200V使用のインバーター業務用エアコンが一番経済的になります。寒冷地以外では、灯油暖房より安くつくと思います

問題は、機器の値段の高さです。冬だけの使用では、普通の家庭では、元が取れないとおもいます

エコキュート(オール電化)の導入は一時期悩んだ。イニシャルコストや機器の設置場所がクリアできれば、日々のランニングコストは確かに安くなり経済的なような気がする。ただ、今回アドバイス頂いたような水漏れを起した際の危険性や経済的なメリットを考えると、井戸水クーラーならぬ井戸水ヒーターはやり過ぎのような気がしないでもない。そもそも構造あらわしな家づくりであったり、昔ながらのよさを取り入れたシンプルな家づくりを模索した中で、温水を通すことは配管など構造的にも複雑になり、エコロジーのように思えてエコロジーではない、そんな気がする。井戸水クーラーは大地のめぐみを利用して水をそのまま大地に戻すことができるが、温水はそうではない。
さらに、いろいろな方から話を伺う中で火のよさも教わり、井戸水ヒーター(オール電化)は取りやめて、純粋に井戸水クーラーの導入を思案する。
そして、目下の検討課題として暖房か。良い暖房って何だろう。


2005年8月29日

家の名は


家に名前をつけるって?

建築設計事務所Sさんから、宅配便で家の図面など一式が送られてきている。その表紙に「(仮称)○○邸」と書いてある。「仮称」って…。

「名前、つけましょうよ」と建築家さん。

え えぇ~! なななまえですかぁ。そんなまた課題が増えてうわ。えーべつにイニシャルでつけても番号でつけても…。

どんな名前だろう。素足で歩けるようにして構造あらわしだから、「素の家」? いやちょっと語感が悪いなぁ。ちかごろは「○○ハウス」てのが流行っているみたいだから、「なんとかハウス」? いやでも漢字みたいな気がする。「家」とか「ハウス」とかつかないような気もする。

世間では、どのように家の名前をつけているのか。さて検索でも。
asahi.com: 何のための名前? - 「世界のウチ」
ほぉー。「ペットや車に名前をつけるように」ですか。じゃ、「ポチ」とか?

やっぱり「長屋」が名前に入るのかなぁ。「長屋」の定義ってどうなってるんだろ?

ながや 【長屋/長家】 (1)一棟の建物が、共同部分を除き、構造上、水平方向に連続する数個の部分に区画され、各区画がそれぞれ独立して住居に供される住宅。 →集合住宅 (2)近世、下級武士の住居あるいは町家の貸家とした、(1)のような建て方の建物。 (3)長い棟をもつ細長い建物の総称。 ------ 大辞林 第二版 (三省堂)より

(3)の意味で、「長屋」と名をつけてもおかしくはないけれど。でもちょっと「長屋」という言葉には恐れ多いような響きが…。

中でずっと過ごす家というよりも、街に出て行く拠点みたいな家だから、「基地」とか?
以前このブログにエントリーした「ジャングル・ジム」というのもちょっと気に入っている。あぁ「倉庫」っていう言葉もあったなぁ。ガルバリウムの家だし倉庫っぽい。一面壁面収納だから「庫」という字を入れるのもいいかもしれない。でも、漢字を使うと、一歩間違えると「夜露死苦」みたいになりそう…。うーん。
アルファベットとかカタカナとか使う方が意外といいかもしれない。「ミッドセンチュリー」みたいな。そういえばきっと、家の内側は、内壁がなくていろんな線が走りまくっていて、見た目20世紀なかばの世界だよなぁ…。

などと思い検索しているうちに、このようなサイトにぶち当たってハマってしまい、家の名づけはどこへやら…。

どんな名前なんだろう。
ハウスメーカーの“商品”ではない、建築家さんの“作品”でもない、
ガラスケースに並ばない、家。


2005年8月23日

富士竹類植物園 株立の竹


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竹の利用方法として大きく植栽と建材の2つがありますが、富士竹類植物園のKさんから頂いた「覚え書きをメモ」をもとに、植栽(株立の竹)について書かせていただこう。

竹の植栽にあたり一番の気がかりなことと言えば、やはり地下茎が横走りしてしまうこと。竹の生命力はものすごいので、いい加減な対策ではお隣さんへ地下茎が侵入し、ご迷惑をかけてしまう。だからといって、地下1m以上の根止めを施すには費用もかかる。そこで、今回の情報収集の目的の1つとして、ずばり『根止めを施す必要がない竹』として、特に関東地方の気候で育つ竹をご紹介いただいた。

株立の竹(地下茎が横走りしない竹)は富士竹類植物園栽培種リストの中で、『ホウライチク属 Bambusa 地下茎が横走りせず、株立ち型になる熱帯性のタケ』としても紹介されているので、こちらへのリンク付で掲載させていただく。

名称:竹の色あい、竹の丈をまとめると以下の通り。

ホウライチク  (蓬莱竹)  :緑 2-10m
コマチダケ   (小町竹)  :緑 2- 5m
ホウオウチク  (鳳凰竹)  :緑 2- 5m
スオウチク   (蘇方竹)  :黄 2-10m
ベニホウオウ  (紅鳳凰竹) :黄 2-5m
ミキスジホウホウ(幹筋鳳凰竹):黄 1-2.5m

さらに、紹介いただいた竹はいつでも剪定してかまわないが、株分け(植え替える)のは5~6月頃行う必要があるとのこと。また、関東地方のように暑くない土地(寒冷地)であれば、上記以外の竹もあるとご説明いただいた。

で、当初植栽として夢見たクロチク(黒竹)は地下茎が横走りするようなのであきらめることとして、幹の太さや葉の形を実際に見てみて、今思うに現在の植栽第一候補はホウライチク(蓬莱竹)か!?。

追伸:
我が家の家づくり、竹の使い方を勉強するため、小さな夏休み(小旅行?)も兼ねて富士竹類植物園へ足を運ばせて頂きました。きっかけは東京町家さんの『タ・ケ』に対するsurugakinoienix(駿河木の家日記)さんのコメントでした。
この場を借りて、富士竹類植物園のKさん、surugakinoienixさん、東京町家さんに御礼申し上げます。ありがとうございました。


2005年8月22日

富士竹類植物園


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日本唯一の竹の植物園、『富士竹類植物園』へ行った。

「建材に竹を使いたいと思っているんですけれど…」と、園の方にいろいろとお話をうかがう。竹のフローリング材とかではなくて、竹の形のまま使いたい。たとえば脱衣所の床に使いたい、外のデッキなどにも使いたい。夏の昼間、他に来園客もいない。園の方は丁寧に説明をしたり、考えてくださる。

fujitakeruisyokubutuen03.jpg「そのままの竹では、屋内の脱衣所ではあまりもちませんね。割れてしまいますし…」。あらかじめ先に竹を割っておけば、割れは防げるようだけれど、それでもあまり耐えられないだろう。「雨ざらしの濡れ縁のようなところでは、ダメですね。いぶした煤竹を使ったとしても、外で使うと、もって2年くらいです。屋内なら煤竹は半永久的にもちますけれどね」。実際に、煤竹を使ったモニュメントのようなものが園内の屋外にあり、それを見せていただく。「これは、最近つくったばかりのものですけれどね。まぁ2年くらいしかもたないでしょう」。

作業小屋のようなところで、ある竹を見せていただく。直径3~4㎝ぐらいの竹が並んでいる。「これは特殊な処理がしてある竹です。これならいいでしょう。割れませんし、虫もつきません。ただ、日本の竹でなく、中国の竹になってしまうかもしれませんけれどね。このぐらいの太さが使いやすいのですが、日本の竹は、竹林を管理する人がいないので大きくなってしまって、太いものになってしまうのです。あまり太いと並べたときに溝ができてしまって使いづらいです」。日本で唯一、その処理をしている群馬県の会社を教えていただく。

植栽にも竹を使いたいと思っているので、隣地との垣根によさそうな竹もうかがってみる。地下茎が伸びない竹を3種類教えていただく。姿がいいので使いたいと思っていたクロチクはどうですか と、うかがうと、「とんでもない」。最初の2年くらいはいいけれど、地下茎がたいへん伸びるのだそうだ。1mの深さまで掘って地下茎を止めないとならないそう。「昨日もそんなことを聞きにきた方がいらっしゃいましたけれどね。U字溝を使ったくらいでは、クロチクはダメです」。

実際に多くの種類の竹を育てている方のお話は説得力がある。

fujitakeruisyokubutuen04.jpg園内には飲食施設はないので、あらかじめ買っていった駅弁を、入り口近くの小屋で子どもたちと食べる。こちらも作業場のような風情。資料館には竹製品という竹製品が並んでいる。竹の楽器に子どもたちは喜んでいる。トイレは数がたくさんある。ただオムツ交換場まではない。時々団体さんが来られたりもするのだろうか。イベントをしているときもあるそうだ。広い芝生のスペースもある。まわりには、ただただ竹が種類ごとに延々と並んでいる。竹の甘い香りがただよっている。広い園内を走りまわる子どもたち

覚え書きをメモに書いてくださったものをいただく。
『富士竹類植物園』のKさん、ありがとうございました。

富士竹類植物園・株式会社エコパレ 公式ホームページ
あっ。ホームページに「竹や笹についての質問や情報など何でも結構です。」という掲示板がある。また何かあったらここでうかがってみよう。


2005年8月21日

『夢の扉~NEXT DOOR~』 溶岩パネル


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TBSのテレビ番組『夢の扉~NEXT DOOR~』を観る。

「溶岩パネルを開発してゆき、ヒートアイランドを緩和して行きたい」。家に貼られた溶岩。コンクリートに貼られた溶岩。
溶岩に生えるコケ・植物。

ひと昔前のSFマンガによくあったような光景。ナントカ戦争が終わったあと、廃墟となった都会に建ち並んだコンクリートのビルには緑が生い茂り、全ては包み隠され、都市に静寂と平和が訪れ、動植物の楽園となる。

でもべつに、人類滅亡しなくたって、都市は緑になるのかも。

このあいだ見に行った雨水ハウスのあった、もと小学校・「すみだ環境ふれあい館」を覆っていた溶岩は、これだった。壁に可憐な花が咲いていた。

夢の扉~NEXT DOOR~
日本ナチュロック株式会社_HOME


2005年8月20日

雨の日 危険な道路


道路には何気なく電気、水道、ガス、電話と各種ライフラインのマンホールが所狭しと当たり前のように並んでいる。子どもたちを連れた幼稚園への送り向かい、「電気マーク!!」「水道マーク!!」「ガスマーク!!」「電話マーク!!」と、丸や四角のマンホールの蓋に刻まれたマークを指差しながら、端からマークを見つけては読み上げるアトムの姿があった。
しかし雨の日、この鋼製のマンホールの蓋は凶器と化す。雨で滑りやすいからと手をつないで歩いていたからいいものの、マンホールの上を歩くものならツルッっと滑る。子どもたちは見事に滑る。子どもたちの未熟な歩き方やイマイチ足にフィットしない長靴も原因だろうが、見事に滑る。滑る。
少しずつではあるが、滑り止めの塗装(?)を施した蓋も普及し始めている。
とりあえずメモ、URLを残しておこう。

交通安全バリアフリーを科学するoriginホームページ
マンホールのふたが原因で事故を起こしそうになりました
東京都消費生活総合センター 靴のすべり(PDF)


2005年8月18日

『チャレンジ小学国語辞典』


チャレンジ小学国語辞典

アトムにとって「しりとり」の強い味方。
電子辞書やインターネットで手軽に辞書検索ができる時代。
でも、アナログに辞書をひいたっていい。
単語の意味を調べるのではなく、知っている単語を探してみる。すると、辞書も素敵な遊び道具になる。


2005年8月17日

現代に蘇るか 井戸水クーラー


井戸水活用法について思案する中、『エコな井戸水クーラーを作ろう』の作者のOさんからアドバイスが頂けた。Oさんから『記事元さえ明記していただければ転記、転載は、自由にしてください。』と、快い回答も頂いた。この場を借りて御礼申し上げるとともに、頂いたアドバイスをもとに、まとめてみる。

●室外機単独で送風が可能な機種を選択するべし(室外機がないと動作しない室内機がある)
●接着は全てシリコンでするべし
●水量の調整用のバルブは、室内機の手前に設置するべし(室内機で水圧が高くなると水漏れを起こす可能性がある)
●井戸水クーラーはエアコン性能の半分と思うべし(仕事をするには扇風機が必需品)
●使用水量は2~3リットル/分

最後に、温水を通して暖房に利用することは理屈的には可能であるが、現代のエアコン暖房の熱効率が良くなってきているので、あまりメリットはない(灯油ボイラーで熱効率的にトントン)というアドバイスをいただきました。つまり、電気温水器(エコキュート)で温水をつくるのでは、エアコン暖房より高コストということでしょうか。


2005年8月16日

こんな家


「こんな家、一生のうちに何度もできない」。そう、建築家さんが言った。

建築設計事務所Sさんに、毎週のように打ち合わせに行く。メールも何度も往来する。露天ぽい風呂がなかなか決まらない。だから家のプランもなかなか固まらない。固まらないつつも、各部屋の4方向を見た図面とか、仕様や設備の表とか建具とかを書いていただく。

あれはまだ、かあちゃんが、建築雑誌をつくっていた頃、20世紀の話。「ハウスメーカーの家が入らないような、ちょっと狭小の土地とか変形の土地とかって安くなっているから、そういう土地を買って、設計にそのぶんのお金をかけて建てると、同じ金額でもいい家ができるよ」。そんな話を、建築カメラマンさんとかと、なにかとしていたものだった。一番いいのはウナギの寝床型の細長い敷地。やっぱり『住吉の長屋』が印象的な存在だったのだろう。時はコンクリート打ちっ放し全盛の時代。

それから、あてもなく、かあちゃんの頭の中には、いつか建てるウナギの寝床型の敷地の「こんな家」のプランが練られていった。場所は6mの道路に接している東南角地の傾斜地。玄関は引き戸全開で、玄関ポーチの上がグレーチングで…これは建ぺい率に入らなくて…傾斜を利用して駐車場、その上がキッチンで…。どこかで知恵を仕入れるたびに、あてもない「こんな家」に組み込まれていった。

さて、現実に、そろそろ家を となった時。建築条件付でない土地なんて、ない。交通量が少ない広い道路に面していて、いい方角の土地なんて、さらにない。そんな都合のよい土地なんて、あるわけない。だから、かあちゃんは「こんな家」は、妄想に終わるのだろうと思っていた。

ところが、突然、あった。
理想的な立地に。ウナギの寝床が。建築条件なしが。
「あっ……」と思った。
角地ではなかったけれど、これ以上の場所はありえないと思うところに。なんであるんだろう。

ほぼ固まってきたプラン。
2階リビングにはなったけれど、かあちゃんの「こんな家」の要所要所が入っているプランにはなっている。かあちゃんの「こんな家」は、子どもがふたりできることを想定してなかったから、実際のプランでは、いろいろと変わってきている。

見積りの精度を上げるために、固めたプラン。出る見積りはおそらく予算を軽くオーバーするだろうという、建築家さんの読み。でも、「だいじょうぶですよ。おさまりますよ」。

かあちゃんの「こんな家」妄想を、実は、とうちゃんは、知らない。
(今ここで知るわけだけれど)。


2005年8月14日

地上デジタルテレビ放送


家づくりでは、生活スタイルを考えながら構造や間取りそして設備というところを時間をかけて考えてきているが、この他にも家に引き込む電気・水道・ガスそして電話が悩ましい。一昔前であれば選択肢もなく、当たり前のように電気・水道・ガス・電話を引き込んでいたのではないだろうか。
今や、オール電化住宅でガスを引かないという選択。太陽電池を設置して日々の電気代を抑えながら売電もするという選択。ガスで給湯の他に電気も発電するという選択。光ケーブルを引いてIP電話をつけて電話を引かないという選択。などなど様々である。

ライフラインではないが、家への導入にあたって悩ましいのが「テレビ」である。テレビアンテナさえつければ何も問題はないだろうと思ってしまう。現に、数日前まではそう思い込んでいた。ところがである。よくよく考えてみると、地上デジタルテレビ放送がサービスを開始し、2011年には今のアナログ放送が終了するのである。アナログ放送終了までに、今のテレビをデジタル放送対応の薄型テレビへ買い替えるだけならばよいのだが、地上デジタルテレビ放送はUHFアンテナが必要なんだそうだ。関東圏に住んでいればUHFアンテナがついていない家庭って多かったりするのではないだろうか。現在賃貸している家は正にそうだ。UHFがない。つまり、新築の家にVHFアンテナを設置しても、その寿命はあと6年という訳だ。悩ましい。
では、CATVを引き込むか...。CATVを引き込みデジタルテレビ放送を受信し、一緒にインターネットやIP電話も契約して、いわゆる電話線を引かないことにしてしまおうか。しかーし、CATVにするとテレビの台数だけSTB(セットトップボックス)が必要になって、レンタル料がかかったりするわけで、一概にオトクとも言えない。場所もとる。CATV+室内アンテナで、現在ある2台のテレビに電波を供給するか。

数年先、技術の発達から通信事情も一変しているかもしれない。どこまで将来をみすえてどこにどれだけ投資するか...、悩ましい。

社団法人 地上デジタル放送推進協会
地上デジタルテレビ放送-パーフェクトガイド(総務省)
地上デジタル放送 (asahi.com)


2005年8月12日

雨水浸透施設設置助成制度


将来の我が家の上下水道は都が管理することになるので、水のことと言えば都の方ばかり調べていた。しかし、ひょんなことから我が街でも、横浜市の雨水浸透ますのように、助成制度があることがわかった。何だかこの辺は、都の管理であったり、街の管理であったりややこしい。

雨水浸透ますの設置助成には、やはり要件がある。一言で言えば「雨水浸透に適した土地であること」だが、その細かい条件は不明。街のHPに「必ず申請前に詳しい対象区域・助成要件等をお問い合わせください」とあるので、早速、街の担当部署へ電話をしてみる。
そしたら、さっぱり???でした。
 ・HPに掲載されている助成額と電話問い合わせでの助成額に相違がある。
 ・資料をファックス送付依頼しても、「そういうことは今までしていない」。だから、今回もしない。
 ・詳細な資料を役所まで取りに行けばもらえるのですか?」と尋ねれば、詳細な助成要件が記入された資料なんてないという。

「必ず申請前に詳しい対象区域・助成要件等をお問い合わせください」とHPに掲載されているものの、結局のところ申請しないと何もはじまらない感じだった。「雨水浸透に適した土地であること」という要件も、"総合的に"判断すると言いたいらしい。
じゃぁ、申請手順(必要書類や申請方法)を教えてくださいといった時に、黙りこくった担当者。この担当者何もわかってないのかもしれない。雨水浸透施設設置助成制度を受けようなどと考える人はほとんどいないのだろうか。

無駄に時間を費やし、昼飯もろくに食えずに昼休みが終わり、仕方なく電話を切った。要件をもう一度聞くにしても申請するにしても、役所へ直接言って話をした方がはやい。でも、平日昼間に役所へ行くのがどれだけ厳しく難しいことか、その担当者はわかってないんだろうな。


2005年8月 7日

雨水ハウス


amamizuhouse.jpg
雨水ハウスを見に行った。

雨水東京国際会議のプログラムのひとつ、『すみだ環境ふれあい館』にある雨水ハウスが閲覧自由だというので、子連れででかけていく。

廃校になった小学校の中庭に、雨水ハウスはあった。小さな家。ボタンを押すと、屋根に雨水が散水されて、雨といをつたって、タンクに流れていく。浸透マスも並んでいる。簡単なポンプからばしゃばしゃ雨水を出して大喜びのアトム。ついでに浮かれるウラン。

屋根の散水には、ビニールホースに穴を開けたものが使われていた。ぴゅーぴゅーと屋根の上に降り注いでいる。風の向きによってしぶきが飛んでくる。暑いから、それが心地よい。やっぱり涼しい。雨水ハウスの中にある雨水の取水装置いろいろを見る。7種類並んでいる。他にも雨水利用の洗濯機、トイレ、屋根散水のタイマーの装置もある。

井戸水や雨水の水道メーターのことについてなどなど、うかがってみる。井戸水利用の場合、やはりメーターはつけることになるのだそうだ。でも、屋根散水などに使って浸透マスに流す場合、井戸ポンプからパイプを2本分岐させて、生活に使って下水に流す用途の一方のパイプだけメーターをつけることにして、もう一方の浸透マスに行く方はメーターをつけなければ、それはもう水道局としても納得するしかないだろうと。そのような助言をいただいた。雨水タンクの場合は、事実上メーターはつけないで利用するのだそうだ。
もしも将来井戸水が枯れたり不都合が出れば、雨水に切り替えようと考えたりもしているので、実際に雨水を利用されている経験をうかがえて、とても助かる。

雨水ハウスを前にして、なんだか矛盾しているお役所仕事の話をすると、「環境にいいことしようとしてるのにね」と、声をかけていただく。


2005年8月 6日

井戸水クーラーに新たな敵


かれこれ2ヶ月前の井戸発掘から、井戸の利用方法に思いを巡らせてきた。今現在も進行形で思いを巡らせているのだけれど、高いハードルが立ちふさがる。それは「下水道」そして「条例」。
井戸水を利用しない普通の家庭では、上水道の使用量を下水道の使用量とみなして料金を徴収する、これが一般的。井戸水など上水道以外の水を利用していると、下水道使用量の求め方が自治体(下水道企業団)によってまちまちで、悩ましい。

神奈川県横浜市では雨水浸透ますの工事費を横浜市が負担して施工してくれるらしい!!。おぉ。 そして、横浜市環境創造局総務部経理課経営担当によると、井戸水を使用した場合の下水道使用量は「1世帯3人までは1か月8立方メートルとし、3人を超える場合は、1人増すごとに2立方メートルを加算して算出しています。」とのこと。いわゆる「定量加算」ってやつだ。これがおトクかどうかは別にして、世の中の下水道使用量の求め方なんてこんなもん(いい加減)である。

わが街の場合、井戸水を汲み上げるポンプに稼働時間を測定するメーター(時間計)を設置し、ポンプの稼働時間と時間あたりの揚水量をかけたものを井戸水の使用水量とする。要するに、きっちり使用量を測定してきっちり下水道使用料を徴収しましょうということね。でも、でもである。井戸水をお風呂に使っても、庭に散水しても、全てごっくん飲み干しても、井戸から汲み上げた水を汚さずそのまま浸透ますに流しても、下水道に流したとみなす。んっ!?。その解釈ってなんなのよ。
我が家で計画している井戸水クーラーは大量の水を使用する。でも水は汚さない。この水を自宅に設置した浸透ますを利用して自然に戻しても、下水に流したとみなされる。唯一の道は「ポンプ2つに、井戸水の系統(配管)を2つ別々にして、きっちり水をわけてください。そしたら、浸透ますに流す水は下水道使用量から除きます」という....。んなこと、まじめに言わんでほしい。その上、横浜市のように井戸水使用量の定量加算を個別に認定することはしない。その理由は「コストがかさむ」なんだそうだ。言葉がでない。

・・・井戸水クーラーを利用している宿をみつけた。旅館 藤屋さん。楽天トラベルのお客様の声に対する回答(2005-07-26)に井戸水クーラーの文字が....。栃木県真岡市。SLが走る街。

井戸水クーラー知りませんか? 何でも情報お待ちしております。


2005年8月 3日

血管住宅


部屋を入ると、スイッチがある。

それはたとえばこんなトグルスイッチ
押したんだか押してないんだかなんだかどうなのよなんていうヒトにヤサシイスイッチではなくて。指先に「パチン」と応えてくれるスイッチ。
その部屋に入ってそのスイッチをオンしてみたいという衝動に耐えられる人が、どれだけいるだろうか?

建築設計事務所Sさんに打ち合わせに行った。各部屋の4方向を見て描いた図面とか遺跡が出るかもしれないので提出しなければならない書類とか図面とかをいただく。家の模型もいただく。ちっちゃな模型。さっそくウランが破壊。

それから、電気とか水道とか配線とか配管とかを書き入れた図面もいただく。これは仮に書き入れてあるもので、この図面をもとにどうしたいのかを考えていく。どうせとうちゃんが「パソコン用にこれをこう引くから…電話は…電源は…」とか言い出すので、とうちゃんに考えてもらう。ていうか、かあちゃんも「テレビの傍だと干渉するからこの配線は…」とかそのうち言うに決まっている。すいません。

さて構造をあらわしにすることは決まっている。内側に壁をつくらない。すると、通常は壁の石膏ボードなどの裏に隠れている電気の線をどうするのかということになってくる。建築家のAさんは、「コードを出してしまいましょう」とおっしゃる。えっ。かあちゃんは、コードとかはコギレイにどこかにしまうのかなと思っていた。ところが、網目にくるまったメロンみたいなコードとかごっついコードとか、なんかいろいろコードにもあるらしい。そういう、実直な働き者のような魅せるコードを使って、見せてしまうというのだ。

「スイッチも、普通のじゃなくて、昔の家にあったような、こんなスイッチにしましょう」。とスケッチを描いていただく。遠い記憶の中で見かけたようなスイッチ。

とうちゃんは「トグルスイッチ」というものがよくわからない。「鉄人28号とか動かしそうなやつだよ」と、かあちゃんが説明してあげる。

海底に沈むインターネットのケーブルのように、無骨で高性能なケーブルがその姿を見せながら家の中に張り巡らされる。家人が帰宅して、スイッチをパチンとオンすると、いっせいにケーブルの中を電流が走り出す。
それはまるで、動脈のよう。


2005年8月 1日

続9.7坪ハウス 北葛西の家


北葛西の家を見学させて頂いた。こちらのお宅は、敷地面積19.5坪、建坪9.7坪の家で1間半×6間半の細長い家であるとのこと。敷地面積及び建坪ともに未来の我が家とほぼ同じサイズである。

●見通せるフロア
バリアフリーが叫ばれているこのご時世、段差のない家というのは常識なのでしょうが、どのフロアも気になる段差がなく、視界が通るお宅であった。単に段差がないとか見通せるというだけではなく、デッキやバルコニーが部屋の一部となっているからなのだろう。
その証拠に、足が汚れないようにと置いてあったバルコニー用のスリッパを履いたまま、子どもたちを追いかけて、気づかずに部屋の中でもスリッパを履いていた。(大変失礼致しました。)段差など、「部屋に入るぞ」という意識を抱かせるようなことがまったくなかったわけで、そこがすごいところなのだろう。

●玄関に網戸
玄関に網戸がついている。玄関は家と外との出入りだけに使うのではなく、窓のようにも使えるわけですね。黒色の網戸は家の中から外の視界をあまり遮ることなく見通せる。勉強会で説明は受けていましたが、実際に見てどんな感じなのか体感できました。

●階高
お宅に入ったとき、気持ち天井が低いと感じた。見学会という心構えで足を踏み入れているから感じたことであって、きっと普段人のお宅にお邪魔していたら気づかなかったかもしれない。その低さは心地よい低さというか、違和感のない低さ。こちらも勉強会で取り上げられた内容ですが、階高を低くすることによってフロア全体が広く感じられ、また階段を緩やかにできるメリットがある。単に天井が高い、つまり数値として値が大きいだけがよいわけではないのですね。こちらも家を拝見させて頂いて体感できました。

●クロチク
浴室には、人が出入り可能な扉がついていた。こちらの扉が開き放たれていたのですが、その扉の向こうに映える(生える)クロチクがなんともいえない雰囲気。たまらない。

●収納付テーブル
ちょっと変形したテーブルで、引出しの取っ手に皮が使用されていました。

●借景
「南は4階建ての工場で日当たりが悪く、屋根さえ直射が望めないような状況」と紹介されていましたが、そんな感じはまったく受けないお宅でした。公園を望むデッキやバルコニーからの景色は素晴らしいものでした。
大きな公園に近く、玄関前の道路が公園の一部のようで車が通るわけでもなく、子どもたちにとっては素晴らしい環境のように思えました。


北葛西の家、拝見させていただきありがとうございました。
そう言えば、我が家はなんと言うネーミングになるのだろう...。
〇〇の家