9.7坪ハウス
時々このブログにコメントをくださる東京町家さんの完成見学会、建坪が9.7坪の家。1間半×6間半の、細長いお家なのだ。敷地面積は20坪に満たない。狭小と言っていい敷地・家。
大きな公園の前に、その9.7坪ハウスはあった。公園の駐車場にクルマを停めて、子どもたちを連れて行く。のこのこと歩いていくと、パッと見てすぐにわかる外観。
なにしろひとさまのお宅を見させていただくのだから、子どもたちには「さわらない走らない」と言い聞かせ、壁など手垢で汚さないように白い手袋を貸していただき、子どもたちは手を洗ってから中へ。
入ってまず「広いー」。なんでだろう。
家の長い方向に一直線に視線が抜けるからだろうか?
てなことを考える間もなく、もうアトムは「階段のぼってみたいー」。ウランは「うきゃきゃきゃきゃー」だ。たたたのむ、キミたち靴下脱がないでくれー。そりゃ無垢のパインの床、素足になりたい気持ちはわかる、でもなにしろここはひとさまの、できたての家…。あー。
靴下をなんとか子どもたちに履かせ、見学再開。家の中、気がつけば木の香りがする。やっぱり木の香りだね。クスリ臭いにおいをかいで「新築のにおいー」なんて言ったりすることもあるけれど、それよく考えるといいにおいじゃない。お茶でも食べ物でもそうだけれど、いいものって、いつのまにかカラダにスッと入ってくる。
木戸、網戸、ガラス戸の3枚が、デッキに面した開口に入っていて、引き込めるようになっている。ガラス戸のガラスがまたクリアで、どこか懐かしいような気持ちにもなる。よく考えると、網目の入ったガラスとかデコボコすりゃいいんでしょみたいな曇りガラスとか、そんなガラスが入っている窓が、もう普通になってしまっている。なんでだ?
そして手前に障子戸。やっぱり、障子を通した光はいいな。
収納も各部屋にいっぱいある。特に台所まわりにたくさん収納があるのは嬉しい。
立地が公園の前というか公園の中みたいなところで、この場所に住めば、毎日広い公園で楽しく暮らせるのだろうなと思う。公園に住むなんて、憧れだ。夢に見たこともあるぐらいだ。
敷地が小さくても、だから、この場所に家を、ということなのかな。
子どもたちがぐずりだしたので、目の前の公園へ遊びに移動することにして、9.7坪ハウスをあとにする。
三代目のダイアリー カテゴリ 北葛西の家








