2005年7月31日

9.7坪ハウス


9.7tubohouse.jpg
9.7坪ハウスを見に行ってみた。

時々このブログにコメントをくださる東京町家さんの完成見学会、建坪が9.7坪の家。1間半×6間半の、細長いお家なのだ。敷地面積は20坪に満たない。狭小と言っていい敷地・家。

大きな公園の前に、その9.7坪ハウスはあった。公園の駐車場にクルマを停めて、子どもたちを連れて行く。のこのこと歩いていくと、パッと見てすぐにわかる外観。
なにしろひとさまのお宅を見させていただくのだから、子どもたちには「さわらない走らない」と言い聞かせ、壁など手垢で汚さないように白い手袋を貸していただき、子どもたちは手を洗ってから中へ。

入ってまず「広いー」。なんでだろう。
家の長い方向に一直線に視線が抜けるからだろうか?
てなことを考える間もなく、もうアトムは「階段のぼってみたいー」。ウランは「うきゃきゃきゃきゃー」だ。たたたのむ、キミたち靴下脱がないでくれー。そりゃ無垢のパインの床、素足になりたい気持ちはわかる、でもなにしろここはひとさまの、できたての家…。あー。

靴下をなんとか子どもたちに履かせ、見学再開。家の中、気がつけば木の香りがする。やっぱり木の香りだね。クスリ臭いにおいをかいで「新築のにおいー」なんて言ったりすることもあるけれど、それよく考えるといいにおいじゃない。お茶でも食べ物でもそうだけれど、いいものって、いつのまにかカラダにスッと入ってくる。

木戸、網戸、ガラス戸の3枚が、デッキに面した開口に入っていて、引き込めるようになっている。ガラス戸のガラスがまたクリアで、どこか懐かしいような気持ちにもなる。よく考えると、網目の入ったガラスとかデコボコすりゃいいんでしょみたいな曇りガラスとか、そんなガラスが入っている窓が、もう普通になってしまっている。なんでだ?
そして手前に障子戸。やっぱり、障子を通した光はいいな。

収納も各部屋にいっぱいある。特に台所まわりにたくさん収納があるのは嬉しい。

立地が公園の前というか公園の中みたいなところで、この場所に住めば、毎日広い公園で楽しく暮らせるのだろうなと思う。公園に住むなんて、憧れだ。夢に見たこともあるぐらいだ。
敷地が小さくても、だから、この場所に家を、ということなのかな。

子どもたちがぐずりだしたので、目の前の公園へ遊びに移動することにして、9.7坪ハウスをあとにする。

三代目のダイアリー カテゴリ 北葛西の家


2005年7月30日

飲料水(井戸水)の水質検査


飲料水(井戸水)の水質検査を調べたものの、これが意外と難しい。というか、訳がわからない。水質基準を定める省令がざっと調べただけでも3つある。また、それぞれの省令毎に検査頻度や検査項目が定義され、これらが省令毎に微妙に異なっている。
●水道法
●食品衛生法
●建築物衛生法

水道法によると、この省令に基づく水質基準は「基準項目」と称して50項目が定義され、このうち各自治体(保健所)で実施している水質検査(費用は1回5000円~8000円程度)は11~15項目程度の検査と推測される。よくこれを「簡易検査」と呼んでいるようだ。水道水は全50項目検査(費用は1回数十万円以上)が行われている(義務付けられている)らしい。
「簡易検査」は、非常時などの一時的な飲用に耐えられるか否かを検査するもので、大きく分けて「細菌検査」と「理化学検査」に分けられる。また、個人で気軽に水質検査をする検査キットというものも世の中にはある。
問い合わせを行った保健所の担当者曰く「簡易検査は大腸菌などの細菌に主眼をおいた検査です。いつ井戸の水脈の流れが変わるかわからない上に、特に都市部などでは化学物質がいつ井戸水に流れ込むかわかりません。ですから、保健所では井戸水を飲用することは控えてください。井戸水をお勧めすることはできません。」とのこと。結局のところ、「保健所としては責任がもてないので、自己責任でお好きなように」と聞こえる。まぁ、そんなものか。
ちなみに我が街には、非常時に井戸水を供給することを条件に井戸水の簡易検査費用を自治体が負担してくれる制度があるのですが、募集期間が決められていて、今年は既に終了したとのこと。何で常時募集してないの?

▼ここからお買い物できます

万が一のときにその水を飲めますか?これさえあれば安心! 井戸水検査セット 万が一のときにその水を飲めますか?これさえあれば安心! 井戸水検査セット

パックテストを利用して井戸水の飲料水としての安全性を確認できるセットです。また野外調査時や災害時に飲料水を確保するための検査セットとしても活用できます。 測定項目:  pH、鉄、COD、亜硝酸、全硬度(総硬度)、パックテスト各1本、比較表各1枚  アウトドアで山に行く方や、非難袋の中に入れておくと便利です。

続きを読む "飲料水(井戸水)の水質検査"


2005年7月28日

『難問解決!ご近所の底力 我慢できない!夏の猛暑』


天水(雨水)を使った打ち水、ゴーヤーでつくった緑のカーテン、出てきた出てきた、屋根に天水を流すお宅。

『難問解決!ご近所の底力 我慢できない!夏の猛暑』を観る。NHK総合の毎週木曜夜9時15分からの番組。去年放送したものに「その後」を加えたものだという。

緑のカーテンは、すごい効果。これはもう設計中の家に作るしかないかも。南側のベランダに、プランター用のスペース作ってもらっちゃおうかな。ゴーヤの指定席。
もうね、予定してるもんね、ゴーヤーちゃん用ネットを張る柱。

貯めおいた雨水を屋根に流しているお宅は、そうとうの水量を流しているように見えたけれど、どのぐらいの量を使っているのだろう?

番組に出てこられた、ベランダに緑のカーテンを使うことで涼しくなるのでクーラーを使わないお宅の方が言われたように、あまりクーラーに当たらない生活をしていると、だんだん体が慣れてくる。これは本当にそうだ。かあちゃんは、子どもたちにつきあって外にばかりいるうちに、このごろ外出先でクーラーに当たると寒く感じるようになった。かつてはエアコンガンガンかかっている所でしか生きられないようなヒトだったのに、ウソみたいだ。子どもたちも暑くても平気だ。水分はよく飲んでいるけれど、ケロッとしている。

番組では、館林市が暑いのは、東京で熱された空気が館林市をちょうど通るので、館林市が暑くなるのだと言っていた。それなら、館林市よりも、まず東京の温度を下げないとならないような気がした。それにしても、大成功に見える「その後」。「妙案」の域を出てる。

再放送は8月3日(水)午前1:20~ とのこと。

難問解決!ご近所の底力*これまでの放送とその後の動き(妙案)*


ゴーヤー(にがうり)の育て方あり
ようこそ!中部電力ホームページへ 緑のカーテンキャンペーンのご案内

雨のみち


2005年7月27日

家、テレビに出るのか


housemodel.jpg建築設計事務所Sさんから、作成したての家の模型を撮影した画像がメールで送られてきた。でも、スケッチ風に画像処理したものが、1枚だけ。

うなぎの寝床型に細長いから、それだけでも結構個性的なムード。外壁や屋根はガルバリウム鋼板を使う予定なので、この画像から想像するに、モダンな現代風長屋ぽい。

屋根に井戸水を流す計画をどうしたものか、ひとりおねおねと考えている。水が表面張力で一箇所に集まらずに、ひたすらだらだらーと一面に流れてくれるには、どうしたものか。
東京町家さんがコメントでくださった屋根に酸化チタンを塗るという案はよいのかもしれないけれど、どうもwebでちらほらと見ると、耐久性がそんなにないようにも思える。場所が屋根だけに、また塗りなおすというのもひと苦労なので、半永久的にだらだら行けるように、屋根の表面のつくり方そのものもうまいこと考えなければならないのかもしれない。屋根に横筋いーっぱいついてるとか? こまかーく波打ってるとか? うううううーん。

それにしても、井戸水の水質検査について、役所の方に問い合わせておいてと、とうちゃんに、だいぶ前に言ったのに、まだ問い合わせてない。それはまぁ未来のお隣さんや未来のご近所さんみんなが昔から飲んでる井戸水だし、ご近所さんの中には水質検査受けてる人もいるだろうし、そんなにデンジャラスではないとは思うけれど、とっとと問い合わせてほしいものだ。

ところで、Sさんを通じて、某テレビ番組からの番組協力のお願い という話が出ている。え。


しかし、酸化チタン、気になる。実験住宅が、ここにある。家、メッシュシートで覆うか。
第1回:酸化チタンから生まれる21世紀の環境技術 | 未来を見る | ビジネスの知恵 | wisdom Business Leaders Square


2005年7月25日

建設ネットバッグ


『建設ネットバッグ』というものを見つけた。

建築工事現場によく貼ってあるネット。それが、なんともオシャレにバッグになっていた。
キレイなものだなぁ。

実は、建築現場に使っているような素材も、家に使いたいと思っている。そのタフさとストイックさがいい。必要な役割だけを果たすことを使命として生まれ、用が終わればただちに撤収される、まるで必殺仕事人のような素材。

ベビーカー用のバッグとか夏の外遊び用バッグとかにもよさそう。

±0 - ±0 AOYAMA 建設ネットバッグ


2005年7月21日

『難問解決!ご近所の底力 不可能の壁を越えた人たち』


NHKの『難問解決!ご近所の底力 不可能の壁を越えた人たち』を観る。

番組欄に「町襲う竹お金生む」の文字。気になるぞ竹。家に使おうとしている竹。

神奈川県の南足柄市三竹で、荒れて住宅街を襲う竹林。この竹林に困った住民の方々が、番組内で考えた。竹を使った楽しみ方を体験してもらうことで、都会の人を集め、竹林の管理をするボランティアの人手を確保しようと。

イベントでは、筍掘ったり、竹細工したり。しかし、竹林が荒れるもとになっている過剰な竹を「切りませんかー」と声をかけると、やってきた2000人の人たちはそそくさと筍持って帰ってしまう。

ということで、イベントは竹林の整備としてはいまひとつになったけれど、竹で海岸の柵を作ったり竹炭を作ったりして、経済効果をあげようという取り組みを始めたそうだ。

竹、切らせてくれるんだ。切ったらくれるのかな。流しそうめん用に持っていったり、竹の器作らせてもらったりできるのかな。床下に敷きたいんだけど竹炭作らせてくれるのかな。子連れでもいいのかな。行けるかな。遠いかな。やっぱ子連れじゃ無理かな。
番組の中で誰も見向きもしていないその竹、切りたいー と、画面の前でひとり思う。

「日本の竹ファンクラブ」のサイトの存在はいちおう知っていたのだけれど、あぁー、その一環だったのか。

難問解決!ご近所の底力*これまでの放送とその後の動き(妙案)* 竹が住宅地を襲う
波トタン板を50cmの深さで地上に10cm出して埋めれば、竹の地下茎が伸びないのだね、ふむふむ。それ、いろいろな方法を調べたけれど、一番カンタンな方法かも。

あしがら竹林再生事業

日本の竹ファンクラブ =竹の活用・調査研究と実践=

来週の『難問解決!ご近所の底力』は、クーラーなしで夏を涼しく過ごす妙案満載 とか。また観るかな。

難問解決!ご近所の底力**トップページ**


2005年7月20日

家、冷えてます


なんだか、力学とか工学とか、そんな世界になってきた。

建築設計事務所Sさんに打ち合わせに行った。図面を見ながら、筋交いを入れる場所と、窓とか戸とかの開口をどうするかをだいたい決めた。基本的に戸も窓も全部引き戸。玄関やテラスに面している開口はなるべく引き込み式にして、目いっぱい開け放てるようにしたい というような話をする。

ひとつひとつ決めるのは結構時間がかかったけれど、だいたい決めた後、「井戸水クーラーって何?」という話もする。とうちゃんは理系の人で、冷える仕組みだとか暖める仕組みだとかは得意な分野だ。「最近のフロンガスが通っているクーラーだと管が細いかもしれないので…云々」とか、建築家さんに説明したりしている。とうちゃんには、どういうふうに作ったらいいのかが見えているらしい。なんか珍しく目が輝いている。

屋根に井戸水を流す計画の話もでてくる。図面にある家の屋根は、長屋の敷地に沿った細長い形で三角屋根。この三角の頂点にスッと1本、管を通して井戸水を流せばいいことなので、なんだか簡単にできそうな雰囲気。うまいことに、北側の斜線規制で斜めに切られる部分の屋根は屋上にしてあるので、そこから井戸水を流せばいいだけのよう。

「長屋の形は風洞のようになるから風が通る」と、建築家さんがおっしゃる。太平洋に吹く風は東京湾に流れ込み、東京湾に集まった風は多摩川に勢いよく流れ込み、多摩川を駆け登った風は川に面した道路に流れ込み、そしてこの長屋の敷地に建つ家を風洞のようにして通り抜ける。
そういうの、なんていう現象なのか、ホニャララの法則とかのきっと名前があるのだろうけれど、理系は苦手のかあちゃんにはよくわからない。通り道が細くなっていくにつれて、風とか水とかって勢いは強くなっていく。
小さな小さな長屋の敷地が、地球規模の風の流れとつながっている。

南に大きく開けた開口に、よしずを立てかけて井戸水を打ち水すれば、太平洋からの風が風洞のような家の中を冷やしてくれるだろう。屋根に井戸水を流せば、夏の日差しの暑さを和らげてくれるだろう。家の中でちょろちょろとクーラーに流れているのは井戸水。
かあちゃんは、井戸が見つかったとき、夏、スイカやキュウリやトマトを冷やそうと思っていた。
けれど、夏、冷やすものが、家になった。

計画に思索を巡らせている男たちは、まるで、新しいオモチャを手にしたよう。


2005年7月18日

続 第3回「東京町家」勉強会 「エネルギー消費量が少なくてすむ家」


続 第3回「東京町家」勉強会 「エネルギー消費量が少なくてすむ家」

2005年05月22日東京町家 勉強会『居心地の良い家』に続いて、第3回目の勉強会にも参加させていただいた。

今回のテーマは「エネルギー消費量が少なくてすむパッシブな家」。井戸水の有効利用を模索している我が家にとって、タイムリーなテーマです。
前回同様、我が家にとって「使えるかも」というものを書かせていただく。


●先人の生活の知恵を見直す
打ち水、へちま棚やよしず等、先人の生活の知恵を見直そうとある。井戸水の有効利用を模索していくと、やはり先人の生活がヒントになるのだろう。先人は井戸水で生活していのですから当たり前。
井戸水クーラーをWebで検索していた時に、よしずに井戸水を流すという方法もあることを知った。これは見た目にも物理的にも夏場に涼しさを与えてくれる。耳からは、やっぱり風鈴の音。

●屋根が焼けて天井面がパネルヒーター化するのを防ぐ
OMソーラーでは、この屋根の熱を利用してお湯を沸かしたり、浴室乾燥、除湿と利用方法は様々あるのでしょうが、我が家では無理。天井面のパネルヒーター化に考えられる対策は「屋根散水」という方法か。よしずへの散水とともにイニシャルコストとの相談であるが、後からでも設置が可能な家をつくっておければと模索してみる。

●東京の気候風土を読み季節の風向きを調べ風の道を探す
土地の形や隣地との関係から、窓などの設置個所は自ずと制約がかかってしまう。我が家の場合東西の窓はあきらめ、南北に窓ということになろう。
とはいえ、昔長屋だったという土地。先人の長屋の形を想像するに、南北に窓というのはここの気候風土や風の道にピッタリとあっているのではないか。はじめてあの土地に足を踏み入れた時、南北に抜ける風を感じている。

●暖かい空気は上に、冷たい空気は下に動くという自然界の法則
我が家では普段の生活スペースが2階になるので、夏場冷やした空気を1階へ逃さず効率よく2階を空調することか。子どもの階段からの落下防止と兼ね備え、階段に腰高の仕切りをというところは、第2回勉強会で教えていただいた。

●ひさしや樹木
狭小地であるとなかなかスペース的に厳しい。ひさしという形ではなく、例えばテラスという形でひさしの機能を持たせることになるのではないだろうか。樹木は単に厳しい日差しをやわらげてくれるだけではなく外からの視線を調節してくれる。隣地境界あたりのスペースをうまく利用して、竹でも植栽できればと模索する。


・・・第2回勉強会の頃と変わらず、土日と言えばこれからの家造りのためにあちこち飛び回っている日々が続いていますが、数多くの方とお話させていただく中で、実際に行って見たり聞いたりしたいことは、減るどころかますます増えているような感じです。


2005年7月17日

第3回「東京町家」勉強会 「エネルギー消費量が少なくてすむ家」


ozone.jpg
いろいろと参考になるコメントをこのブログにくださっている東京町家さんの勉強会、「エネルギー消費量が少なくてすむ家」に行く。新宿駅からシャトルバスに乗って新宿パークタワーへ。

今日のエントリーは、とうちゃんが書くはずだったのに、子どもたちと一緒にバテてしまったので、かあちゃんがとりあえず書いておくことにする。
活発な子どもふたりを連れての参加。どうなることかと思いきや、アトムはヴォローで眠ってしまい、ウランは静かに遊んでいた。創建舎さんの営業をされている長畑さんが、子どもたちのことなどいろいろと気を使ってくださっている。今回の家づくりで営業担当の方にあちこちで会ったけれど、こんなにお人柄が滲み出ている方は他にいない。ついついフラフラ~と創建舎さんで、もうひとつ家を建ててしまいそう。

東京町家さんのお名前でコメントをくださっている迎川さんともお話をさせていただく。竹のことや井戸水クーラーのことや。でもとうちゃんは話が下手な上に緊張しているのか、なに言ってるんだかわからないようなこと言ってる。

微気候の活用についてのお話。「微気候」って、たとえば庭の木で日よけしたりするとか。ひさしの下で雨宿りしてみるとか。

かあちゃんは、学校に行っていた頃、習ったことを思い出す。
落葉樹を家の南側の窓の前に植えると、夏は繁る葉で涼しく、冬は葉が落ちて通る日差しで暖かい。
日本の家にはひさしのある屋根が必要。ひさしがあることで、雨が外壁に当たらず、家を傷めない。夏の高い日差しをさえぎり、冬の低い日差しを家に入れる。傾斜のある屋根は、雨水のはけがよい。日本は雨の多い国だ。三角の屋根には、深い理由がある。

いろいろと家の写真も見させていただく。

♪もしもわたしが 家を建てたなら 小さな家を建てたでしょう
♪大きな窓と小さなドアと 部屋には古い暖炉があるのよ

この家は、大きな窓の前に木が一本立っていて、三角屋根に違いない。
あっ。この家って、「エネルギー消費量が少なくてすむ家」?

建てる家の南側テラスにはゴーヤーを這わそうかな。中庭テラスにはひょうたん。
竹を、お隣との間にうまく植えられるといいなぁ…。


勉強会が終わり、新宿パークタワーの中にあるリビングデザインセンターOZONEをグルグルと見てまわる。アトムもなんだか喜んでいろいろ見ている。木の見本とかドアとか椅子とかあって、探検気分で意外と子どもにも楽しいところなのかもしれない。子連れでは来づらい場所かと思っていたけれど、そんなことはなかった。7階には子ども向けの絵本が置いてあるキッズデザインライブラリーもあって、たくさんの絵本が読める。子どもがまだいない頃、新宿パークタワーには何度も来ていたけれど、子連れで来るとまた視点が違うものだ。子ども向けのものも、いろいろ用意してあったんだなぁ。広々しているし、また子連れでゆっくり来ちゃおうかな。トイレとかの設備も、当然のごとく充実しまくっているし…。

新宿パークタワー地下1階の「銀座ハゲ天」で、天ぷら食べて帰る。育児中は、なかなか、揚げたての天ぷらを「ホイ」とお皿に乗っけていただくことができないけれど、奥のお座敷に入れてもらって子連れでも他のお客さんに気兼ねすることなく、「ホイ」と揚げたてを乗っけてもらう。

もっとまともなエントリーは、近々、とうちゃんがちゃんと書く予定。


2005年7月16日

家庭内かけ流し風呂と井戸水クーラーと私


行き詰まっているときというのは、どこか間違えている。

井戸水を木の浴槽に入れて追い炊きで沸かそうと思っていた。でも追い炊きができる木の浴槽はそんなにないし、あっても高いので適当なものがない。これは、この状況で追い炊きしようという発想が間違っているのでは?

そもそも温泉のような大地の恵みを受ける風呂は、かけ流しが正しい姿だ。循環させて沸かすというのは邪道だ。地から沸きたてのものをどんどんかけ流して浸かることこそ醍醐味だ。いくら流しても井戸水だから水道代だってかからないんだし。それに塩素とか入ってないんだから、汲み置きして沸かすと、そのうち悪い菌とかも繁殖してきかねない。

そうだ、間違っていた。
追い炊きなんて、チンケなことしちゃいけない。
主婦の立場からすれば、いちいち汲んで沸かすのも面倒だ。

なぜ追い炊きにしようと思ったのか。それは泥とか井戸水に混じることがあると思ったからだ。泥水が通ると湯沸かし器が壊れてしまう。だから、まず井戸水を湯船に落として水に濁りがないことを確認してから沸かそうという発想をしていた。
だけど、それなら、湯沸かし器に通す前に、井戸水から泥をシャットアウトすればいいだけなんじゃないのか?

愛知万博の「サツキとメイの家」に使っている手押しポンプを取り扱っているということで、手押しポンプの利用について少し前に問い合わせをした会社があった。迅速で丁寧な回答をメールでいただいていたので、「この会社の方なら...」と思い、またもメールで問い合わせてみる。
すると、その会社、シップスさんから、また迅速な回答をメールでいただく。
なんと、井戸水の泥対策用フィルターがあるのだそうだ。フィルターをつければ、湯沸かし器や電気温水器の故障の心配なく水を通せるということなのか。
すると、井戸水をどんどん沸かして、家庭内風呂をかけ流すことができるのか。えっホントに?

「エアコンどうしますか? どっからか持ってこられませんか?」
このあいだの打ち合わせで建築設計事務所Sさんから聞かれた。なにせ予算が限られている。その中からエアコン代を出すとなるとその金額も考慮に入れないとならない。ン十万円かかるのか。どこかの量販店で買ってきて、施主支給ということでつけてもらうか。工務店さんに頼むよりもちょっと安くなる。コスト削減。

そんなこんなな中、井戸水をフィルターに通せばいろいろ使えるような気がしてきたとき、東京町家さんが、天の声のようなコメントをこのブログにくださった。「井戸水クーラー」。

「井戸水クーラー」って?
さっそくまた迅速な対応のシップスさんへ、メールで問い合わせてみる。エアコンの室外機を使わずに、わずかな電気代だけで、井戸水の冷たさを利用するクーラー、それが井戸水クーラー。即座にメールで回答をいただく。なんと、可能だという。

すると、予算の中からエアコン代のン十万が浮くのか? しかも夏場の電気代がほとんどかからないのか? えっホントに??

「同じ理屈で、電気温水器で深夜電力利用して井戸水を沸かして、暖房にも利用できるよね」と、とうちゃんが言い出す。「水道をひかないで、ガスもひかないで、いけるんじゃないのかなぁ」と、言い出す。

ここは東京だ。しかも山奥ではない、それなりに都市だ。
なのに、水道ない、ガスもない、使うのはわずかな電気だけ、だなんて。
えっホントに??? と私。


2005年7月13日

露天ぽい風呂を露天風呂にする夢を見るか?


なんか日記みたいになってる。
建築設計事務所Sさんからの、次回の打ち合わせの連絡のメールが。
煮詰まってると書いてある。煮えないでください。

煮詰まっている原因の心あたりはいくつもある。そのうちのひとつは、露天ぽい風呂。
洗い場から直接テラスに出られるお風呂になるというだけでも、お腹いっぱいではある。それなのにその上、井戸水のお風呂にして、木の浴槽を使うというのだから、ちょっとそういうお風呂は見たこともない。そこまでくるなら露天にしようかと。お風呂に入りながら星とか月とか見られたら最高じゃないか。きっと、その日がどんなにひどい1日だって、そんな湯船に浸かれば、「いい1日だった」と思えるような気がする。

ところが、露天にするには当然「天」を開けなければならない。お風呂場の上は屋上になるので、天を開ければ開けられる。でも、普通にトップライトというのも少し違うだろうと。お金もそんなにかけられるものでもない。適当な天窓が浮かぶわけでもない。じゃあどうするか。いっそ露天やめるか。
で、煮詰まっている。

今まで行った露天風呂がどんなつくりだったかをあれこれと思いおこしてみる。
万座温泉も好きだなぁ。奥鬼怒温泉郷もいいなぁ。でもやっぱりダントツなのは北海道かなぁ。菅野温泉行ったなぁ。知床半島の岩尾別温泉の「ホテル地の涯」も行ったなぁ。あぁ行きたいなぁ、北海道...。子どもたちがいくつになったら行けるかなぁ...。なに食べようかなぁ...。雷電あたりで食べたイカのしおから美味しかったなぁ...。あっ「すずや食堂」の、うにいくら丼も...。

そしてやっぱり煮詰まったまま。





ようこそ万座温泉ホテルへ
栃木県奥鬼怒温泉郷ー八丁湯
菅野温泉
ホテル地の涯 知床岩尾別温泉
Yahoo!グルメ - 函館朝市すずや食堂



知床、世界自然遺産の登録決まる

 【ダーバン=石原健治、加藤賢治】南アフリカ・ダーバンで開かれている「国連教育・科学・文化機関(ユネスコ)」の第29回世界遺産委員会で、14日午前(日本時間14日午後)、北海道・知床の世界自然遺産への登録が決まった。

 国内の自然遺産は、屋久島(鹿児島県)、白神山地(青森、秋田県)に次いで3件目。海洋を含んだ国内の自然遺産は、知床が初めて。

 知床は北半球で流氷が接岸する南限で、豊かな海と原生的な半島の自然が織りなす生態系が評価された。遺産登録地にはヒグマが世界的にも高密度で生息し、シマフクロウなどの国際的希少種の重要な繁殖地や越冬地となっている。

Yahoo!ニュース - 読売新聞 - 知床、世界自然遺産の登録決まる



温泉教授の日本全国温泉ガイド―カラー版

温泉遺産―源泉かけ流しの宿と歴史的建造物、温泉文化のすべて


2005年7月12日

誰だ、青竹踏みなんて言ったのは


なんかすっかりITなかんじになっている。もうデータだけのやりとりだ。インタラクティブだねぇ。

先日送ってもらった図をとうちゃんとかあちゃんが見て「ここどうなるの?」というような気になったところをあれこれと書いたエクセルの表への返答と、家の矩計図のPDFファイルが、建築設計事務所Sさんから、メールで送られてきた。

コスト削減のために、筋交いを入れる位置などを検討したよう。筋交いというのは、柱と柱の間でバッテンになって家を支えてくれるものだ。

送られてきた図は、家を縦に輪切りにしたような図。材料も書き入れてある。
脱衣室の床が「青竹」になっている。うわー。なんか本気の一面青竹踏みだ。誰だ、青竹踏みなんて言ったのは。アタシか。

床が青竹というのはまぁよいとしても、掃除がちょっとしずらいかなぁなど、主婦っぽいことを考える。簡単に青竹が持ち上げられると掃除しやすいかなぁ。てことは、スノコっぽくすればよいのか。うーん、うーん…。

とうちゃんは、ようやく、たてもの系番組を観るようになったのはいいけれど、観るとすぐその真似をしようとしてヘンチクリンなことをあれこれ言い出す。このあいだ、『渡辺篤史の建もの探訪』で、屋上が浅いプールみたいになっているお家を見て、「あれ、できないかなぁ」などと言って、エクセルの表に要望として「屋上をプールみたく…」と書き入れてある。かあちゃんは「やめときなさい」と言ったのに、どうしても言いたいらしい。「ビニールプールにしときましょう」と、建築家のAさんからの返答。当たり前だ。そんなの却下だ。

テラスの床も竹になりそうだけれど、竹だけでは心もとないものがありそうなので、どう支えるかも考えなければ。竹、丸いから、水はけ良さそう。井戸水ばしゃばしゃするテラスだからね、いいかもしれない。うまく竹を支えられるとよいけれど。

青森ヒバのお風呂が、予想よりちょっと高いよう。追い炊きも難しい雰囲気。どうしよう。


2005年7月10日

『大改造!!劇的ビフォーアフター 緊急SP!!倒壊寸前の長屋を救え』


テレビ朝日の『大改造!!劇的ビフォーアフター 緊急SP!!倒壊寸前の長屋を救え』を観る。

「長屋」だ「長屋」。もと長屋のウナギの寝床敷地に家を建てようというウチ的に今日の『大改造!!劇的ビフォーアフター』は必見かと、さっさと子どもたちをお風呂に入れて食事させて観る。1才の男の子と、出産間近でリフォーム中に女の子が誕生されたご家庭。ご夫婦おふたりとも若い。

天井の低い地下室にお風呂があったり、狭い屋根裏があったり。それに傾斜地で、表からは1階建て、裏から見ると2階建て。「これはおもしろいねー」と、かあちゃん勝手なことを言いながら観る。番組が進むうち、とうちゃんが「建てなおした方がいいー」とか、また勝手なことを言っている。どうやら、今回のウチの家づくりで、そのあたりの感覚とかが身についてきたよう。というか、なんとなくわかるもんだから、なにか言いたくてしょうがないらしい。

この番組は、かあちゃんは第一回から観ている。まだ今のようにどかどかスポンサーがついていなかった。『新選組!』と重なったり、出産したりして観られなかった時期もあるけれど、けっこう観ている。まだ番組が始まったばかりのころ、ある回で、画面の前で大泣きしたことがある。足の不自由な方の家をリフォームの回だった。匠の思いやりのある設計、その才能に感動してしまって、それはそれはおんおんと泣いたことがある。

「これリフォームかよー」と、相変わらずとうちゃんは文句ばっかりつけている。長屋の中がどんどん変わっていく。「うーん」とか「えー」とか「これはあまり…」とか、もう、こっちも身近な問題なものだから、言いたい放題ああだこうだ言っている。長屋の形のうなぎ寝床敷地って、ある程度決まってきてしまうところがあるから、かあちゃんも結構想像がついたりしている。

さて、この長屋の裏手に井戸があるというので、やはり裏手に井戸を発掘済みのウチも、どうなるのか気になる。でも、もう枯れた井戸だったので、結局、水を汲み上げるということにはならず、かつての井戸端を再現しようというものになっていた。でもやはり水道は水道だし、井戸は井戸だし、リアル井戸なのとはかなりな違いがある。ウチの井戸は、本気の井戸端にしようと思っているわけで。もちろん、現代的に。

もうひとつ気になったのは、階段まわりのつくり方で、階段に仕切りがつけられるようにしてあった。これはあると確かにいい。階段上の仕切りのつけ方は、いろいろとバリエーションが考えられるものなのだなぁと、番組を観て思う。でも、とうちゃんが「東京町家」さんの勉強会で勉強してきたように、2階の冷房の冷気が逃げないように、階段上の仕切りが格子になっていなかった方がより「!」かなぁ などと思ったりする。でも、このお家の場合は、もともと、あまり冷暖房の効率とかは関係ないかんじのつくりなのかなぁ。東京じゃないから、そんなにだだ暑くないのかもしれない。

産まれたばかりの赤ちゃんを連れて、再生した家に初めて一歩を踏み入れるというのは感動的な場面。
ウランが産まれたときのことを、思い出したりもした。


「匠の記録」で、過去いろいろのムービーなんて見られたんだなぁ。
大改造!!劇的ビフォーアフター


2005年7月 8日

『住まい自分流 竹を楽しむ“縁台”を作ろう!』


NHK教育テレビの『住まい自分流 竹を楽しむ“縁台”を作ろう!』を観る。

竹の縁台が欲しいと思っていたので、これはそのうち作るかもしれない。あまり難しくない。
木材をホームセンターで切ってもらって、水性塗料で塗って、電動ドライバーで組み立てて、竹を乗せて取り付ければ完成。小さな場所でもぴったりのサイズに作れるので、置きたい場所によっては縁台を手作りするというのもいいかもしれない。
大人だけの暮らしなら、実際のところ、縁台があっても、あまり使わないのかもしれない。でも、子どもがいると、ちょっと花火したり砂遊びしたり水遊びしたりして、屋外で腰掛けるものがあると良くなってくる。

住まい自分流~DIY入門~

そういうわけで『ものと人間の文化史 竹』 室井綽著 法政大学出版局 を読む。
図書館で探したら、書架になく倉庫に眠っていてがっくり。アマゾンには売ってなくてがっくり。1973年の発行だからムリもないと言えばそれはそうなのかもしれない けれど。このシリーズの『つぶて』なんて、ますますチマタのどこにもなかったりするのかなぁ。
monotoninngennnobunkashi.jpg


2005年7月 7日

青森ヒバ


aomori.jpg
青森ヒバのチップを、とうちゃんがどっかの駅でもらってきた。

青森県文化観光立県宣言』と、青森ヒバのチップの入っている袋に書いてある。一緒に青森のパンフレットも入っている。青森県文化観光情報に、力を入れているらしい。

青森ヒバのチップの香りをかいでみる。「癒しグッズ」とか「癒し系」とかいう言い方は嫌いだけれど、これは、なんとも癒される。他に形容のしようもなく。嗅覚は脳に直接繋がっていると言うけれど、あぁホントにそうなんだなぁ。
西洋からやってきたアロマテラピーにちょっと凝ってみたこともあったけれど、やっぱり、日本人の遺伝子に刻まれた、やすらぎを得る香りというものがあるのだなぁと発見する。日本の青森ヒバの香り。
家に使えたらいいなぁ。

「青森ヒバ」は、またの名を「ヒノキアスナロ」というらしい。
「アスナロ」の話を、子どもの頃に読んだことがある。なにせ子どもだから感動した記憶がある。あまり見向きをされることもなく、うす暗い森の中、「明日はヒノキになろう、あすはヒノキになろう」毎日毎日思いながら、空へ空へと向かってのびていく木の話。「あすはなろう」で「アスナロ」。
思い返せば子ども向けの、作ったような話だった。
それは「青森ヒバ」だったか?

「青森ヒバ」。いつしか「ヒノキ」を超えている。

青森県森林組合連合会/青森ひばの超能力

▼ここからお買い物できます

ひばチップ(小)

多目的にご使用になれる青森ヒバのチップです。 青森ヒバにはヒノキチオールという天然成分を含んだ油分、いわゆる『ヒバ油』がヒノキやスギなどの他の木材に比べ豊富に含まれている為、防虫、防カビ効果など様々な効果が期待できます。 青森ヒバ特有の良い香りがし、手ごろな大きさなので贈り物や手土産として最適です。


青森ヒバお風呂で遊ぼう「おさかなマスコット」

湯玉に付いている人気のマスコットだけを5個セットで販売します。マスコット一個の長さは約10cm、重さは5個全部で40gです。もちろん無塗装なので安全です。





青森ひばまな板お試しサイズ

良さそうだけど、青森ヒバまな板って良くわからないし?・・・と言う貴方に朗報です!まずはこれを使ってみて下さい。 サイズはアバウトだけど中身は本物の青森ヒバですよ!! 板の木目は柾目で薄く、香りは「ぷんぷん」ですよ!だからお風呂グッズの「湯玉」と同じ使い方ができそうです。 まな板にはちょっと小さいけど、小物の下敷きとか、下駄箱の消臭とかお部屋でちょっとしたカッテイングボード用や、もしかしたらアウトドアでも使えそうですよ!!

続きを読む "青森ヒバ"


2005年7月 6日

なんとなく設備


もしも飛行機の操縦席が8畳間ぐらいの大きさだったら、どうだろう? そんな操縦しずらい飛行機では、「グッドラック」ではなく「グッドバイ」だ。

建築設計事務所Sさんに打ち合わせに行った。でも打ち合わせと言うよりも「どうですか」みたいなかんじで、なんとなく家の図面の話に入る。

家の形や間取りのようなものは、だいたいこれでよいです。ということで、もうちょっと中身を具体的に考えていく。土間を何で作るかとか、床板に何を使うのかとか、キッチンに何を入れるのかとか。でも往々にしてかあちゃんは脱線する。冷蔵庫を置く位置などを考えてはああでもないこうでもない。

「キッチンは、座ったまんま、いろんなものに手が届くようにしたいんです」。と、かあちゃん。
大食らいのウランは小さなお茶碗に盛ったごはんを一瞬でペロリとたいらげ、「ぱくぱーく」とおかわりを要求、またペロッと食べて「ぱくぱーく」、そしてまたペロッと…。アトムはまだ冷蔵庫に手が届かないので「牛乳取ってー」「ケチャップ取ってー」「お茶ちょうだーい」。かあちゃんは炊飯器までご飯をつぎに行ったり、冷蔵庫を何度も開けたりで、ちっとも座って食べられない。座ったままぜんぶ手が届くといい。作るのも配膳するのも片付けるのも一箇所に立って素早くやりたい。飛行機の操縦席のように。

「スローフード」とか「粗食」とか、よく言うけれど、実際そういうことをしようとすると、テーブルの上やら横やらにいろんなものがずらりと並ぶ。ふりかけ・ゴマ・青海苔・味付け海苔・かつおぶし…。冷蔵庫からもたくさん出てくる。レモンやユズの果汁・しょうゆ・べにしょうが・七味唐辛子・酢・味噌…。いろんなものをかけたりまぜたりしながら食べたりして、テーブルの一角では、そのいろんなものが積まれて層になっていたりする。子どもたちが自分でやろうとするから、手の届く位置に置くとそうなる。この層なんとかならないか。

話が脱線しながらも、何を入れるか、なんとなくひと通り出てくる。「見積りとってみようかなぁ…」と、ひとりごとのように言う建築家のAさん。なんとなくそういうことになったよう。

4日ほどして、仕上げを書き入れた平面図と立面図と断面図と表がファクスで送られてくる。家庭用ファクスでは縮小されてしまって読みづらいだろうとPDFファイルでも送られてくる。

いままで、何社かに概算見積りを出してもらったことがあったので、仕上げ材とか設備とかは、なんとなくどんなものが並ぶのかはわかっていたような気になっていた。いわゆるローコスト住宅だと、どこの見積り書も似たようなのが並んでいたものだった。
ところが、なんだか、目新しい文字が並んでいる。
「丸太」「青竹」「真砂土」「青森ひば」「MDF」…。それに「エコキュート」…えっ? 予算内で??

[関連記事]

2005年7月 4日

『たたくとぽん』


たまごをぽんとたたいたら、ひよこがうまれる。ひよこをぽんとたたいたら、めんどりになる。めんどりをぽんとたたいたら、たまごを生みました…。ゆかいなたまごの行進がはじまります。
ぽんぽんぽんぽん....。アトムとウランの2人は「ぽんぽんぽん...」がお気に入り。リズムをつけたり、イントネーションを変えたり、いろんな「ぽん」がお気に入り。


2005年7月 2日

ジャングルジムに住みたい


sketch.jpg
次のプランが送られてきたのは、それから2日後だった。

すごいペースだ。もっとも、もうすでに土地がある状態のウチにとっては、早ければ早いほどありがたい。プランへのコメントを細かく建築設計事務所Sさんにお伝えするために、キーボード叩いてざっとメールにまとめる。返答をいただく。もっと詰めて考えて、返事を書かなければ。ぞうきん絞って最後の1滴また絞るがごとく考える。ウランのオムツをかえながら考える。アトムを幼稚園に送りながら考える。

ラーメンに乗ってるナルトってある。あの形を、文字だけで説明できる人っているだろうか。形を文字で伝えるのって、限界がある。Sさんからの返答には、メールの文字だけではわかりずらかった部分をスケッチして欲しいとあった。す、すけっち…。
ものの本など読むと、スケッチなるものを描くのは建築家さんの方と相場が決まっているような気がしないでもない。でもほかならぬ自分の家なんだし、自分でもいろいろ描いていたことがこのブログでもばれているし、描けませんとは言えませんというわけで、育児な毎日で、すっかりなまっている腕で、ちょこちょこと描く。

描いたものをとうちゃんがスキャナでスキャンしてメールに添付してSさんへ送る。メールでの問答もエクセルの表にとうちゃんがまとめたという。おお、まるでどっかのプロジェクトみたいだ。

最初から、かあちゃんが持っている家のイメージ、「体育館みたいな倉庫みたいな家」のほかに、もうひとつイメージがあった。「ジャングルジムのような家」。

このごろ公園ではあまり置かれなくなったジャングルジム。一番下の段に陣取って、地べたにいろいろ描いたり石とか並べてみたり。一番上の段に昇ってジャングルジムを征服したような気分になってみたり。真ん中あたりの段で2、3人が寄り集まって腰かけて集会してみたり。斜めに渡って嫌がられてみたり。好きな場所に陣取って、いろいろなことを思いながら、夕方暗くなるまで長い時間を過ごしたジャングルジム。好きな場所で好きなように過ごしているのに、ジャングルジムで遊んでいる他の子たちと仲間になれているような気がするジャングルジム。そんな家。

また2日ほどでプランが送られてきた。
横から見た形が、まるでジャングルジムみたい、と、かあちゃんは思った。