建て替え検討
古家をリフォームすることのメリットのひとつは、広く使えるということだ。
普通の建売住宅では細かく部屋が仕切られていて、子どもがまだ小さいウチにとっては目が届かなくなるので使いずらい。でも、昔の日本の家は、障子や引き戸をはずせば、個室が広間になる。見通すこともできる。場面によって使いわけることができるのが、日本家屋の良さだ。
それに、建築基準法の制限で、建て替えた場合、家自体は小さくなってしまう。建て替えずにリフォームにしておく方が広くなる。
でも、子どもたちに合わせられる家、子どもたちと作っていける家であれば、古家だけにこだわる必要があるわけではない。古家でなくとも、木や和紙などの素材の質感を感じて過ごすことができる家であればよい。収納スペースを効率よく作ることができて使い勝手が良ければ、家が小さくなってもよい。
もともと、思う立地に思う家のある所を探していて、思う立地の上にあった古家が使えそうなら再生させてみようということだった。更地にして新しく建ててもよい。
E社には、リフォームということで来ていただいたけれど、どのような会社なのかを知りたかった。家づくりに限ったことではないけれど、モノをつくりあげるためには、コミュニケーションが重要だ。話をしやすい人なのかどうか、価値観をわかってもらえるのかどうか、それに子どものいる家のことをよくわかっているかどうか。これが一番大切なことだ。建築もできるE社に、建て替えも考えに入れて相談に乗ってもらおうかと思う。
でも、建て替えとなると、いろいろなことが出てくる。地鎮祭とか上棟式とか…。地鎮祭って、神主さんを呼ぶの? 上棟式って、お寿司取るの? 建築中かあちゃんは毎日お茶出しするの?
それに、この土地、掘ると出るかもしれない。遺跡とか水とか…。ちなみに遺跡が出ると工事は当分ストップだ。その間はどうなるの?
かあちゃんは、建築の知識が多少はあっても、実際に建てたことがあるわけではないのでそのへんの実際のところがよくわからない。
謎が謎を呼び、謎は深まるばかり。
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